活動情報
AZ-COM丸和HD「物流を止めない。未来を止めない」AZ-COM Matsubushi EAST見学会
2026.08.17
AZ-COM丸和ホールディングスが新たに開設した AZ-COM Matsubushi EAST(埼玉県松伏町) の見学会を8月5日(水)に開催いたしました。
当日は、AZ-COM丸和グループが掲げる 「物流を止めない。未来を止めない。」 という理念を体現した次世代型物流センターを実際にご覧いただく、大変有意義な機会となりました。
参加者の皆さまには、食品物流の新しい姿と、同センターが担う社会的役割を深く理解いただく機会となりました。

■ 食の未来を支える、進化系「総合食品物流プラットフォーム」
AZ-COM Matsubushi EASTは、延床約 82,530㎡ を誇る国内最大級の食品専用物流拠点であり、 冷凍・冷蔵・常温の三温度帯に対応した5層構造を備えています。
食品の調達・加工・保管・配送までを一体化し、サプライチェーン全体を統合する 「総合食品物流プラットフォーム」 として設計されている点が最大の特徴です。
このプラットフォームは、全国の産地からの調達、センター内での選別・加工、店舗への配送までを一貫して行える構造となっており、 食品流通の効率化・鮮度維持・安定供給を同時に実現します。 特に、青果の産直物流では、陸・海・空を組み合わせた柔軟な輸送モードを活用し、鮮度の高い商品を、市場を介さず店舗へ届ける仕組みが構築され一部運用がスタートしています。
さらに、メーカー・卸・小売の物流機能を一拠点に集約する 垂直統合モデル、 同業種間で発注集約や在庫一括管理を進める 水平連携モデル を組み合わせることで、 「すべての食品を一つの建物で調達可能にする」という次世代流通モデルの実現を目指しています。
■ 災害時でも物流を止めない強靭なBCP体制
見学会では、センターのBCP体制についても詳しくご紹介いただきました。 AZ-COM Matsubushi EASTは、首都圏直下型地震などの大規模災害時でも稼働できるよう、 免震構造を採用し、建物全体が揺れを吸収する仕組みとなっています。
また、約 30万リットル(トラック2,000台分) の燃料を備蓄するインタンク基地を併設し、 非常用発電機と組み合わせることで 約23日間の連続稼働が可能 です。 災害時に物流が止まることは、食品供給の停止につながり、地域生活に大きな影響を及ぼします。 同センターは、まさに「食のインフラ」として地域を支える拠点であり、 参加者からは「BCPの強さに圧倒された」との声が多く寄せられました。

■ 働きたくなる物流拠点を実現する環境整備
センター内の設備は、働く人の安全・快適性にも徹底的に配慮されています。 防災センターによる一括温度管理、顔認証・防犯カメラによる高いセキュリティ、 空調完備の庫内、明るいエントランス、従業員が交流できるカフェテリアなど、 「働きたくなる物流拠点」を実現するための環境が整備されています。
また、AZ-COM丸和グループとして初めて設置された 安全道場 では、 庫内作業に特化した体験型安全教育が行われており、 労働災害の未然防止と現場力向上に寄与しています。 参加者からは「人材定着につながる環境づくりが印象的だった」との声も寄せられました。

■ DX・スマート物流サービスへの対応
続いて、物流DXの取り組みとして、
・輸配送管理システム(TMS) による車両位置・配送状況のリアルタイム管理
・集中配車センター による社内車両の一元管理
・メーカー納品伝票の電子化 などをご紹介いただきました。
特に、センター内に設置された 集中センター(管制センター) では、 運行状況・積載情報・配車指示を一括管理し、 「物流の全体最適」 を実現する仕組みを実際に確認することができました。
さらに、内閣府・国土交通省が推進する 「スマート物流サービス」 に対応を進めており、 企業間で分断されていたデータを標準化し、サプライチェーン全体の効率化を図る取り組みについても説明がありました。 参加者からは「自社のDX推進にも参考になる」「物流の未来像が具体的に理解できた」との声が多数寄せられました。
■ 食品物流の新しいスタンダードへ
最後に、センターが目指す次世代流通モデルや産直プラットフォーム構想についてもご説明いただき、 食品物流の新しい姿を体感いただけた見学会となりました。 AZ-COM Matsubushi EASTは、単なる物流センターではなく、 「物流をコストから競争力へ変える」 次世代3PLの象徴ともいえる存在です。
今回の見学会を通じて、AZ-COM丸和グループが目指す 「次世代3PL No.1プラットフォーム」 の姿をより深くご理解いただけたものと感じております。
当協会では、今後も会員企業の皆さまの学びと交流の機会となる見学会・セミナーを企画してまいります。