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【見学会レポート】未来の物流を体感する- ALFALINK相模原での特別な一日

2025.06.12

2025年6月4日(水)、神奈川県相模原市に位置する最先端の物流施設「ALFALINK相模原」にて、見学会を開催いたしました。物流業界の未来を担うこの施設を、実際に見て、触れて、感じることができる貴重な機会となり、参加者からは多くの感動と驚きの声が寄せられました。

■ 日本GLP株式会社とは
日本GLP株式会社様は、国内外で物流施設の開発・運営・管理を手がけるリーディングカンパニーです。2024年12月時点で、同社が運営・管理する物流施設は全国に184棟、総面積は約350万坪にのぼります。これほどの規模を誇りながら、2017年から2024年までの8年間にわたり、稼働率は驚異の99%を維持。これは、同社の施設がいかに高い信頼と需要を得ているかを物語っており、はESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みにも積極的です。再生可能エネルギーの導入、地域社会との共生、透明性の高いガバナンス体制など、持続可能な社会の実現に向けた姿勢が高く評価されています。

■ ALFALINK相模原の概要とコンセプト
今回の見学会の舞台となった「ALFALINK相模原」は、単なる物流施設ではありません。ここは、「創造連鎖する物流プラットフォーム」というコンセプトのもと、物流を起点に新たな価値を生み出す拠点として設計されました。
神奈川県相模原市に位置する「ALFALINK相模原」は、総延床面積約67万㎡を誇る、日本最大級の先進的物流施設で、都心から約40km圏内、東名高速・圏央道へのアクセスも良好で、関東広域配送のハブとして最適な立地です。

この施設の特徴は、以下の3つのキーワードに集約されます。
1.Open Hub(物流をもっとオープンに)
入居企業や地域社会、さらには異業種との連携を促進し、物流の枠を超えた交流と共創を実現します。
2.Integrated Chain(サプライチェーンすべてをつなぐ)
物流だけでなく、製造・販売・消費といったサプライチェーン全体を一体化し、効率化と最適化を図ります。
3.Shared Solution(ビジネスの進化をサポート)
入居企業同士が課題やリソースを共有し合うことで、新たなビジネスモデルやサービスが生まれる土壌を提供します。

これらの取り組みが評価され、ALFALINK相模原は物流施設として初めて「2024年度グッドデザイン賞」を受賞しました。デザイン性と機能性を兼ね備えた施設として、業界内外から注目を集めています。

■ GLPコンシェルジュによる包括的サポートと“共創”を生む仕組み
物流拠点の立ち上げから日々の運営に至るまで、入居企業を多角的に支援する独自のサービス「GLPコンシェルジュ」が提供されています。 このサービスは、施設の利用に伴うさまざまな付帯業務を一括してサポートするもので、企業にとっては大きな負担軽減となり、本来の業務に集中できる環境を整えています。
物流拠点の立ち上げから日々の運営に至るまで、入居企業を多角的に支援する独自のサービス「GLPコンシェルジュ」が提供されています。

具体的には、以下のような支援が行われています 
・施設の立ち上げ支援 
・倉庫内のレイアウト設計 
・什器・設備の手配 
・人材採用や教育支援 
・行政手続きの代行 
・原状回復・空調設置などのスポット対応

これらの支援により、企業はより高い生産性と競争力を実現できるだけでなく、施設全体としての機能性と一体感も高まります。また、「GLPコンシェルジュ」は単なる支援サービスにとどまらず、 
 ・入居企業同士のネットワーキング支援 
 ・イベントやセミナーの共催 
 ・再生可能エネルギー導入などのサステナビリティ提案 
 ・新規ビジネス創出のためのマッチング

さらに、機能の一つとして注目されているのが、「床マッチ」サービスの存在で、施設内の空き床情報を可視化し、物流量の波動(変動)に応じて企業間でのスペースのシェアをスムーズに行えるサービスで、施設全体の稼働率と利益率の最大化が図られるサービスとなっていました。

たとえば、午前中に空いているスペースを午後に別の企業が活用するなど、時間単位でのスペースマッチングが実現。これにより、従来は非効率だった“空き時間”や“空きスペース”が有効活用され、施設全体の運用効率が飛躍的に向上するとのことでした。

■ 施設内で生まれる“共創”と“新たな価値
ALFALINK相模原の最大の魅力は、入居企業同士の「共創」によって新たなビジネスが生まれる点にありということで、入居企業の連携の中から新たなビジネスモデルやサービスが生まれるケースも増えており、ALFALINK相模原はまさに“物流の未来”を体現する場所となっているとのことです。

「ALFALINK相模原1」には、佐川急便と西濃運輸が入居し、共同でトラックターミナル機能を展開。これにより、集配と幹線輸送を一体化した効率的な輸配送体制を実現していました。また、両社のサービスを通じて、長時間対応・夜間対応・自動化設備による高品質な物流サービスを提供していました。

このように、GLPコンシェルジュは、施設の運営支援にとどまらず、入居企業同士の共創を促進し、物流を起点とした新たな価値創造を支えているとのことです。

■ 働く人と地域社会への配慮
ALFALINK相模原は、働く人々の快適性にも配慮された設計がなされています。広々とした休憩スペース、自然光を取り入れた明るい作業空間、カフェやコンビニなどの利便施設も充実。従業員の満足度向上と定着率の向上に寄与しています。

また、地域社会との共生も重視されており、地域イベントへの協力や防災拠点としての機能も備えているとのことで、物流施設が地域のインフラとしての役割を果たしているとのことでした。

見学当日は、近隣の小学校が社会科見学としてALFALINK相模原で課外授業を行っていました。他にも近隣の小学校に対して入居企業とともに交通安全教室や近隣の中学校に対して職業体験の場を提供しており、地域社会への貢献度がうかがえることが出来ました。

■ 見学会参加者の声:「物流の概念が変わった」
見学会に参加された皆様からは、以下のような声が寄せられました。
 「物流施設というより、まるで未来都市のようだった」
 「ここから新しいビジネスが生まれる可能性を強く感じた」
 「ESG (環境・社会・ガバナンス)や地域貢献など、社会的責任を果たす姿勢に感銘を受けた」
実際に施設を見て、説明を受けることで、物流の持つ可能性と社会的意義を再認識する機会となりました。

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