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管理士会報告 8/29(株)ジェイピーエル見学会

2025.09.07

8月29日「日本3PL管理士会」東京・有明 ㈱ジェイピーエル見学会が行われました!!

<<日本3PL管理士会メンバー>>
「日本3PL管理士講座」修了生及び受講生、岩﨑仁志主任講師
「日本3PL管理士講座」とは3PLビジネスに関わる専門的スキルを養成し、3PLビジネスの提案ができる「マルチスペシャリスト」の育成講座です。本年5月から本会管掌理事の松尾理事と㈱ジェイピーエル様のご協力により開催され、修了生と岩﨑主任講師、総勢14名の参加。

開催日:2025年8月29日(金)
見学先:㈱ジェイピーエル有明センタ=
・倉庫種別:5階層 低床
・倉庫床面積:2,458坪※ジェイピーエル賃借部分:3階層/1,267坪
・作業員数:31名(管理者を含む)2024年10月現在
・業務:流通加工・保管

■特徴:海外駐在員日本人向けの日本食・日用雑貨を供給する業務
<<全世界37ヶ国66地区を対象に届けられている>>

永島代表取締役社長と宮取締役より当該業務フロアのご説明いただく。
・入荷~出荷~梱包~発送の流れ
・倉庫面積:120坪、SKU数:850~900
・某社の福利厚生の一環として行われている。
・食料がなくなる前に届ける必要があり、現在のサイクルで出荷している。(計18回/年)
・地域によって、重量・出荷金額の上限があり、梱包箱の種類が分かれる。
・ダブルカートン段ボール箱やインナーを採用して、運ぶ素材の強度にも配慮されていた。
・出荷相手国側の個別通関事情のへの理解が必要となり、梱包~発送は地区単位で行われる。
・一連の業務には、作業者の判断や作業効率アップにノウハウが求められる部分が強いと感じた。
・基本、平日9:00~18:00で運用、土日祝日は休みで運用されている。

■勉強会<タイトル:「物流業の課題と分析」>岩﨑主任講師
・2030年、物流業界の輸送力は34%(約9億t)不足するとの試算。
・2025年4月施行の改正2法の改正ポイントや義務化、目指すものを説明。
・CLOの重要性、欧米と比較した時の物流の地位の低さ。物流担当から企業トップになった日本の事例は少ない。(花王:常盤文克氏、サッポロビール:岩間辰志氏)
・物流戦略の成功事例を学び、提案能力を強化していく必要がある。
・荷主へ物流費を下げるための取り組み提案を行う。例えば、輸送費そのものを下げるのではなく、積載率アップに繋げていく方法等の提案を相手に訴求する。

■本会のもつ良さを再認識
「日本3PL管理士講座」卒業生の勤務先企業を知ること、施設等の現場を見る・学ぶ、参加者同士が繋がれる機会を実感。次回以降も、日本3PL管理士の皆さんに奮って参加頂けますよう、よろしくお願いします。

1.【勉強会】 
2.【全体写真(有明センターと水素燃料電池トラックをバックに)】
2.【今回の管理士会でお世話になった方々】
(左から、永島代表取締役社長、岩﨑主任講師、宮取締役、松尾管掌理事)                                          


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