活動情報
「アジア・シームレス物流フォーラム2026」出展のご報告
2026.05.21
2026年5月14日(木)・15日(金)、東京流通センター(TRC)にて開催された「アジア・シームレス物流フォーラム2026」に、日本3PL協会としてブース出展および講演会への参加を行いました。
本フォーラムは、一般社団法人 日本マテリアルフロー研究センター(JMFI)が主催し、アジアの物流技術・情報が集約される国内最大級の専門イベントとして、今年も多くの来場者で賑わいました。


当協会は1階中央付近にブースを設置し、協会の活動紹介、3PLの役割、業界課題への取り組みなどを幅広く発信いたしました。ブースには物流事業者、メーカー、行政関係者、研究者など多様な来場者が訪れ、協会の取り組みやCLO制度、人材育成、物流DXの推進などについて活発な意見交換が行われました。来場者からは「3PLの重要性を改めて理解できた」「協会の活動をもっと知りたい」といった声も多く寄せられ、当協会の認知向上とネットワーク拡大に大きく寄与する機会となりました。


講演会では、当協会副会長であるアスクル株式会社 取締役COO 川村勝宏氏が登壇し、「アスクルの考える物流レジリエンスとランサムウェア対策」と題して講演を行いました。川村氏からは、同社が過去に直面した三大トラブル(災害、火災、サイバー攻撃)への具体的な対応プロセスや、事業継続性を確保するための組織的・技術的対策が詳細に紹介されました。特に、ランサムウェア攻撃に対する多層防御の構築や、サプライチェーン全体を見据えたレジリエンス強化の重要性については、多くの参加者が熱心に耳を傾けており、実務に直結する内容として高い評価をいただきました。


また、「物流行政&新法対応事例セッション」では、山下佳一 専務理事代理がパネリストとして登壇し、当協会が推進するCLO(Chief Logistics Officer)への取り組みについて紹介しました。山下専務理事代理からは、物流を経営戦略の中核に据えるためのCLOの役割、企業内での位置づけ、行政動向との関係性などが示され、参加者からは「自社でも導入を検討したい」「物流部門の価値を再認識した」といった反響が寄せられました。新法対応に関する実務的な視点も交えた議論は、業界全体の課題解決に向けた示唆に富む内容となりました。
今回の出展と講演参加を通じ、当協会は3PL業界の発展に向けた情報発信とネットワーク構築をさらに強化することができました。今後も日本3PL協会は、業界の健全な発展と社会的価値向上に寄与すべく、啓発活動・政策提言・人材育成に積極的に取り組んでまいります。