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業界別人材確保強化事業 人材確保セミナー第2弾 開催レポート
2026.10.16
公益財団法人東京しごと財団では、公益財団法人東京しごと財団と共同開催で中小企業の人材確保を支援する「業界別人材確保強化事業」の一環として、採用力向上と職場環境改善をテーマにしたセミナーを開催いたしました。
第2弾となる今回は、若者に選ばれる町工場づくりを実践し、採用改革で大きな成果を上げた株式会社タシロ 代表取締役社長 田城功輝氏 を講師にお迎えし、現場で実際に成果を生み出した取り組みを詳しくご紹介いただきました。

■ セミナー内容のご紹介
今回のセミナーでは、採用難が続く中小企業が直面する「応募者が集まらない」「若手が定着しない」
といった課題に対し、田城氏が三代目経営者として実際に取り組んできた改革のプロセスと成果を、
具体的な事例を交えて解説いただきました。
田城氏は、中小企業の採用支援と職場改善を専門とし、企業規模や業種を問わず、現場の実情に
寄り添ったアドバイスを行う講師として高い評価を得ています。
今回の講演でも、
• 応募者を増やすための情報発信の工夫
• 若手が働きやすい職場づくり
• 定着率を高める制度や仕組み
• 経営者と従業員双方の視点を踏まえた組織づくり など、企業がすぐに取り組める実践的な
ポイントをわかりやすく紹介いただきました。
特に、町工場の採用において「なぜ応募が来ないのか」「なぜ若者に選ばれないのか」という根本的な
問いに向き合い、企業の魅力を再定義するプロセスは、多くの参加者から共感を呼びました。
■ 町工場の未来を守るために
田城氏は講演の中で、
「町工場は日本のインフラであり、町工場がなくなれば日本でモノが作れなくなる。」
「町工場がなければ日本の未来がなくなる」
と強調されました。
製造業の基盤を支える町工場が持続的に発展していくためには、若手人材の確保と育成が不可欠です。
しかし、従来の採用手法だけでは若者に届かず、応募が集まらないという課題を抱える企業は少なく
ありません。
株式会社タシロもかつては同じ悩みを抱えていました。
「なぜ自社は若者に選ばれないのか」 「なぜ応募が来ないのか」 その問いに真正面から向き合い、
企業としての働き方や文化を見直すところから改革が始まりました。
■ 地道な改革が応募300名につながった理由
田城氏が実践した採用改革は、派手な施策ではなく、企業の内側を整えることから始まった地道
な取り組みでした。
1.働き方改革(職場環境の改善)
・従業員が安心して働ける環境づくりを進め、若手が挑戦できる風土を育てる。
2.発信(企業の魅力を伝える情報発信)
・SNSや採用サイトを活用し、現場のリアルな姿や働く人の想いを丁寧に発信。
3.共感(若者が共感できるストーリーづくり)
・「この会社で働きたい」と思える価値観や文化を言語化し、伝わる形に整える。
この積み重ねが、 年間応募数300名という大きな成果 につながりました。
応募が増えた理由は、単に情報発信を強化したからではありません。
「ここで働きたいと思える会社なのか」 という本質的な問いに向き合い、企業の魅力を磨き続けた
結果でした。
■ セミナーを終えて
今回のセミナーでは、採用に悩む多くの中小企業が抱える課題に対し、すぐに実践できるヒントが
数多く紹介されました。
参加者からは、
「自社でも取り組める内容が多く、明日から動き出せる」
「若者に選ばれる会社づくりの本質が理解できた」
といった声が寄せられています。
町工場をはじめとする中小企業が未来に向けて成長していくためには、企業の魅力を正しく伝え、
働きたいと思ってもらえる環境づくりが欠かせません。
東京しごと財団および日本3PL協会では、今後も企業の人材確保と職場改善を支援する取り組みを
継続してまいります。